「病院へ行っても異常はないと言われた。でも、やっぱり痛い……」
そんな経験はありませんか?
西洋医学が「形(臓器の異常)」を見るのが得意なら、東洋医学は「流れ(体の機能)」を見るのが得意です。東洋医学では、生理痛を「未病(病気になる手前のサイン)」と捉え、体の中で何が滞っているのかを診ていきます。
今回は、代表的な3つのタイプをご紹介します。あなたはどのタイプに当てはまるでしょうか?
1. 「お血(おけつ)」タイプ:巡りの渋滞

臨床や東洋医学で最も多いのがこのタイプです。血の流れが滞り、ドロドロになってしまっている状態です。「お腹が冷えやすい」って聞くのもこのタイプが多いかもしれません。
• チェックポイント: 痛みが強く、刺すような痛みがある。経血にレバーのような塊が混じることがある。
• 体のサイン: シミやクマができやすい、肩こりがひどい。
このタイプは、物理的な「血流の改善」が急務です。第4回でお話しした内臓の位置調整などが、劇的な変化をもたらすことが多いのもこのタイプの特徴です。
2. 「気滞(きたい)」タイプ:ストレスによるパンパン感

「気(エネルギー)」の流れが、ストレスや緊張で止まってしまっている状態です。体は一見リラックスしていても、心は全然休んでいない方が多いです。
• チェックポイント: 生理前からイライラしたり、胸や脇腹が張って痛んだりする。生理が始まると少し楽になる。
• 体のサイン: 喉に何かが詰まったような感じがする、ゲップやガスが出やすい。
自律神経の乱れが大きく関わっているため、第2回でお伝えした「神経調整」によって脳と体の通信をスムーズにすることが解決の鍵となります。
3. 「血虚(けっきょ)」タイプ:エネルギー不足

体に必要な栄養や血液そのものが不足している状態です。
• チェックポイント: 生理の後半から終わりにかけて、シクシクと力なく痛む。
• 体のサイン: 顔色が青白い、めまいや立ちくらみがしやすい、髪がパサつく。
このタイプは「無理に動かす」よりも「補う」ことが大切です。当院では、内臓を整えることで消化吸収を助け、自分の力で血を作れる体作りをサポートします。
4. まとめ:自分の「タイプ」を知れば、対策が変わる
「生理痛」と一言で言っても、その原因が「血流の循環が悪い」なのか「体の緊張が続いている」なのか「栄養が足りていない」なのかによって、やるべきことは全く異なります。
当院では、国家資格者としての医学的知見に、この東洋医学の知恵を掛け合わせることで、あなたの体質に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
「私の痛みって普通の人と違うのかな?」「辛いけどこんなものなのかな…」
その勇気ある一歩を踏み込んで自分の体を見つめることが、根本改善への大きな第一歩です。
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