生理痛

「生理痛がひどいのは、体質だから仕方ない」

「骨盤が歪んでいる気がするけれど、それがどう生理に関係するの?」

そう思われている方は少なくありません。

実は、子宮は骨盤という「器」の中に収まっている臓器です。器が歪めば、当然、中身である子宮にも大きなストレスがかかります。

今回は、解剖学的な視点から、骨盤の歪みが生理痛を悪化させるメカニズムをサクッと解説します。

意外かもしれませんが、子宮は骨盤の中でガッチリ固定されているわけではありません。

いくつかの「靭帯(じんたい)」という紐のような組織によって、骨盤から吊り下げられるようにして位置を保っています。

イメージとしては、骨盤という箱の中で、子宮がブランコに乗って浮いているような状態です。

骨盤が歪むと、子宮が「ねじれる」

もし、土台である骨盤が前後左右に傾いたり、ねじれたりしたらどうなるでしょうか?

子宮を支えている紐(靭帯)が、ある場所では強く引っ張られ、ある場所では弛んでしまいます。すると、中にある子宮そのものが圧迫されたり、不自然にねじれたりしてしまうのです。これが、生理痛を強くする物理的な原因の一つです。

生理痛

なぜ子宮が圧迫されると痛みが強くなるのか。それには2つの理由があります。

① 血流が滞り、子宮が「冷える」

子宮の周りには、たくさんの血管が通っています。骨盤の歪みによって周囲の筋肉や組織が硬くなると、血管が圧迫されて血の巡りが悪くなります。

酸素が不足し、子宮が「冷えた状態」になると、経血を押し出すための収縮がより強くなり、激しい痛み(絞られるような痛み)として現れます。

② 「痛み物質」が溜まりやすくなる

生理痛の元になる物質(プロスタグランジン)は、通常、血液の流れに乗って排出されます。

しかし、骨盤周辺の血流が悪いと、この物質が骨盤内に居座ってしまいます。その結果、痛みが長引いたり、より強く感じたりするようになるのです。

当院の整体で行うのは、単に骨をポキポキ鳴らすことではありません。

• 子宮の居場所(スペース)を確保する

• 靭帯の緊張を解き、内蔵のストレスを減らす

• 骨盤内の「静脈うっ血」を排出する

物理的な「器」を正しい位置に戻すだけで、毎月の痛みのレベルが大きく変わる方は非常に多いのです。

最後に:あなたの骨盤は「子宮」にやさしい状態ですか?

デスクワークでの座りっぱなしや、日常の立ちクセ。

日々の小さな積み重ねが骨盤を歪ませ、結果として生理痛を重くしているかもしれません。

「私の生理痛も、骨盤のせいかも?」と思ったら、一度ご自身の体をチェックしに来てくださいね。

整体師 前野

私たちはあなたの健康をサポートし、痛みや不調を解消するお手伝いをします。

院内の雰囲気や施術内容をご覧いただき、お気軽にご質問やご予約をお待ちしています。

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